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両国にぎわい祭りにて 〈第116号〉

4月30日、5月1日と両国で「両国にぎわい祭り」が開催されました。
私も、オープン準備、勉強の合間を縫って行ってきました。

第14回両国にぎわい祭り

両国と言えば相撲というイメージがあります。
ただし、今回は、相撲目当てではなく、江島杉山神社に行き、ワンコインマッサージ体験をすることが目的です。
加えて、盲目の鍼灸師である杉山検校(徳川綱吉担当の医師)に関わりがあるということで紹介をいただき、
先月から興味を持っていました。

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神社は小さめでしたが、私にとっては非常に興味深い場所でした。
『ここが、管鍼の祖と呼ばれる杉山検校がいた場所なのか・・・』
と思うと、感慨深いものがありました。

管鍼(かんしん)とは、現在の鍼治療の主流となっている技法です。
1600年代中盤に杉山検校によって生み出されたと言われています。
それが、今でも主流なわけですから、本当にすごい発見です。

同じ敷地内でワンコインマッサージ体験(500円)がやっていました。
施術者は、あん摩マッサージ指圧師という国家資格所有者になります。
10人近くの施術者がいて、椅子に座りながら施術を受けました。

施術者の中には、目の不自由な方も数人いました。
私は順番待ちをしながら手技を見ていましたが、
手つきが良く、
『目が見えないのに、どうしてああいう芸当ができるのか?』
と興味深く見ていました。
身体の位置も的確に捉えていましたし、そこまでに費やしたであろう努力に頭が下がりました。

その後、私も施術を受けました。
施術者は60代以降の女性。
特に、さする施術が上手で、見習うところが多々ありました。
昨年、上野で別の60代以降の施術者に受けた時もさする施術メインでしたが、それはそれで良かったです。
私を含め、私の周りともまた違った施術方法で、おそらくどこかの年代でベースの施術方法が変化したのだな、と推測しています。

一番衝撃的だったのは、施術を受ける場所でした。
大きな木の下にある日陰という開放的な場所でマッサージを受ける。
『なんて贅沢で、なんて清々しいものだろう。』
と衝撃を受けました。
フランスにいた頃を思い出し、懐かしい気持ちになりました。

私が携わる整体、東洋医学、エステティック、リラクゼーション。
日に日に商業と切っても切れない関係になり、創意工夫を重ねながら形を変えています。
その中で失われていく大事なものがあり、そのヒントが今日の体験にはあった。
ぼんやりとそう思いました。

理想の実現には時間もかかるかもしれないし、
時間と労力をかけたからと言って叶うかもわからない。
それでも、目先の1000円札を拾うより、遠くにあるかもしれない宝の山を目指すという考え方で行きたい。
そんな気持ちを思い出しました。
わずかな時間でしたが、初めての両国散歩に行って良かったです!
いつかは、ちゃんこ鍋をゆっくり食べたいですね。

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