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ルクレクサ誕生秘話3〈第100号〉

当初、語学学校では悔しい思いばかりしていました。
先生に聞かれる質問の意味がよくわからず、発表もうまくできず、
周りの皆が当たり前にやっている課題もできず・・・。
完全に、周りの足を引っ張っている状態でした。
一番苦労したのは、主語、動詞、形容詞などの単語をフランス語では知らなかったことです。
だから、先生の言っている説明や解説もよくわかりませんでした。

先生に、「あなた、無理しないでレベルを一つ落としたクラスに行けば?」
と言われていましたが、文法はかなりわかっていたので、『単語がわかればついていける』と思っていました。
だから、周りに心配されながらも、そのクラスに留まり続けました。

当時は、生きていくために、必死でフランス語を勉強しました。
ホームステイ先では、朝8:00から朝食を皆で食べるというルールがありました。
私は、7:00に起きて、朝食までフランス語の勉強をしていました。
慣れないうちは、ホストマザーが8:00ちょっと前に呼びに来てくれます。
その際に、私の部屋を空け、勉強している姿を見たホストマザーが、
「今までに数十人の留学生を受け入れてきたけど、朝から勉強している姿なんて見たことない。やっぱり日本人は勤勉、っていうのは本当なのね。」
と驚いていました。
以来、ホストマザーは、私と日本人をえらく気に入ったようで、友達が来るたびに、
「日本人の留学生を紹介するわ。この子は、朝からフランス語を勉強しているのよ。」
とお決まりの文句で紹介してくれるのでした。

それから朝の勉強は続き、2カ月もした頃には、語学学校のクラス内でも上位に入るレベルまで上がっていました。
同時に、到着2か月後には、エステサロンでの仕事も決まり、フランスでの生活にも慣れ始めてきました。
少し気持ちに余裕が出てきた私が次に考えていたことは、
「初心者が1人で行くにはちょっと治安が悪いエリアだから、ある程度生活に馴染んでから足を運んだほうがイイ」と言われていたモンマルトルに行くことでした。

 

 


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