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【女性の重症ニキビケアの極意】23歳以降になって顔に出てきた場合

【女性の重症ニキビケアの極意】23歳以降になって顔に出てきた場合

こんにちは。
ルクレクサの鈴木です。

10代の頃はニキビ(吹き出物)なんてほとんど出てこなかったのに、大人になってから急にニキビが増えてきた。
今まで肌トラブルで悩んだことはほとんどなかったから、こういう時にどうしてイイかわからない・・・
このような女性からのご相談をよく受けます。

お肌の状態を見てみると、キメが細かく、乾燥肌のような見た目の場合が多いです。
本来はニキビができるような肌ではありません。

このような状態の場合、顔だけのケアをしていても改善しないケースが多いです。
人によっては、5年、10年と肌状態が悪化、もしくは変わらずに悩みが続くこともあります。
そのため、早くから適切なケアを始めることが重要です。

そこで、今回は、23歳以降になって増え始めた顔の重症ニキビケアの極意について書いていきます。

1.顔ニキビの原因は顔にない!?


10代の頃にできるニキビは「思春期ニキビ」と呼ばれます。
成長に伴うホルモンバランスの変化によって起こるものが多く、年齢と共に肌がキレイになっていくことが多いです。

思春期ニキビが多くできる人は、
・皮脂量が多い
・毛穴の開きが大きい
・遺伝的要素(親もニキビで悩んでいた)
など、いわゆるニキビ肌の方が当てはまります。

それに対して、23歳以降にできる「大人ニキビ」の場合は原因が複雑です。
※これまでの35000件以上の施術経験から23歳以降に初めて大量にできるニキビのことを「大人ニキビ」と定義しています。

〈大人ニキビの原因〉
・冷え
・強いストレス(就職、転職、異動、恋愛、嫁姑問題、結婚、出産など)
・自分に合わないスキンケア
・婦人科系トラブル
・内臓の不調
・便秘
・運動不足
・睡眠不足
・食生活の乱れ
・薬剤、レーザー、紫外線などの刺激
など
挙げればキリがないくらい多くの要素が関係しています。

特に、今までニキビ(吹き出物)で悩んだことがない女性が、23歳以降になって重症ニキビが出てきた場合は注意が必要です。
外側だけでなく、体の内側、精神面、人間関係など顔以外の原因が決定打になっていることもあります。

2.まずは皮膚科、婦人科へ



では、急にできた大人ニキビで悩んでいる方が、最初にやることは何でしょうか?
私がオススメするのは皮膚科、婦人科の受診です。

理由は、ニキビだと思っていても、違う病気が隠れている可能性があるからです。
また、保険適応となる場合も多く、費用が安く済むというメリットもあります。

女性の場合は、子宮内膜症や、多のう胞性卵巣のう腫(PCOS)などの婦人科系トラブルが潜んでいることもあります。
皮膚科でのケアで効果が感じられない場合、婦人科の受診も検討されるとイイです。

皮膚科では、抗生剤、抗菌薬、肌の生まれ変わりを良くして毛穴に汚れが詰まりにくくする薬が使われることが多いです。
効果が高いものは、かゆみ、赤み、皮むけなど副作用も強く、継続が難しい場合もあります。

また、全ての医師がニキビ治療に詳しいわけではなく、まともに話を聞いてくれないケースもあります(担当医がニキビで悩んだことがなく、患者さんの心の痛みまでわからない)。
もし、治療方針などに疑問がある場合、他の皮膚科を受診することも一つの手です。

3.ニキビは一体どれくらいで治るの?



「ニキビを一瞬で治す方法」
のようなものが、SNSで出回っています。

確かに、ニキビの程度が非常に軽いものであれば、早くに改善することもあるかと思います。
ただ、頑固なニキビが素早く治るようなことは、ほぼないと言ってイイでしょう。

下手に余計な刺激を顔に与え続けると、かえってニキビが悪化して、長期化する恐れがあります。

ニキビ治療は、半年から1年以上かかることも多くあります。
最近読んだニキビ治療の本では、5年以上かかった例も紹介されていました。

当院においても、4カ月から1年くらいかかるケースが多いです。
年齢が高くなると、回復力が落ちて、改善に時間がかかる傾向にあります。

最初から、「ニキビ治療にはある程度の期間がかかる」
と心の準備をしておけば、途中で挫折することなく、最後まで頑張ることができます。

ニキビで悩むことは、辛く苦しいものですが、自分と向き合い、人の痛みを知るための良い機会となります。
短期ではマイナス。でも長期で見ればプラスの人生経験となること間違いなしです。

私自身、17歳(高校3年生)から35歳くらいまでニキビで悩み続けました。
ニキビ治療にも1000万円以上使い、失敗もたくさんしてきました。
ただ、悪いことばかりではなく、その過程から得たものも数多くあります。

その実体験から、
「ニキビで悩んだ経験は、人生の財産となる」
という言葉も生まれました。

ぜひ、今の悩みをチャンスに変えて、人生史上最高に良い状態を手に入れていきましょう!

4.私だったらこうする!


ひらめき
当院では、皮膚科や婦人科に行っても変わらないニキビでお悩みの方に日々対応しています。

カウンセリングでは、
食事、睡眠、生活環境、お仕事、喫煙、アルコールなどスキンケア以外の状況についても聞いていきます。

施術では、
足の冷え、頭皮、首の緊張具合、肌状態を確認していきます。

顔の赤みが強い、もしくは広い範囲にわたる場合、顔の施術は控えて、体質改善、疲労回復をメインに組み立てます。

『顔のニキビであれば、顔のケアをするのがイイんじゃないの?』
と疑問を持たれたかもしれません。

確かに顔のケアは重要です。
しかし、実際に結果が出るかどうかで言えば、顔以外の部分のケアを充実させたほうが肌はキレイになります。

同時に、
・体が楽になった
・気分が良い
・毎日が少し楽しくなった
・よく眠れるようになった
・性格が前より明るくなった

と見た目以外の変化で喜ばれることも多くなります。
そのため、顔のニキビでも、顔だけでなく、全身的にケアをしていきます。

当院での対応例に関しては、以下の記事に書いてあります。
ご参考になれば幸いです。

・大人ニキビケア6カ月プログラムを受けた結果は?

・皮膚科に行っても変わらないニキビ10カ月チャレンジの結果

また、ご来店が難しい場合は、ホームケアプログラムも用意しております。
私が500万円以上化粧品に使った中で一番結果が出るものを使います。
加えて、使い方のサポートもしていくため、高い確率で肌の変化を実感できます。

5.【まとめ】23歳以降になって初めてニキビができて悩んでいる場合


まずは、皮膚科、婦人科の受診を。

顔の大人ニキビは、原因が複雑なため、生活習慣から見直す必要があります。

当院での過去の対応事例として、
・就職して食生活が乱れ、かつ職場の人間関係が悪くストレスを感じ続けている
・姑との同居が始まり、途端にニキビが大量発生(姑が良い人でも起こりえます)
・出産後、急に肌荒れが出てきた
・専門学校の勉強、実習が続き、忙しい日々を送っている内にニキビが出てきた
・メイク、スキンケアを本格的に始めたら肌が荒れてきた
・新型コロナウィルス感染後から肌の調子が良くない
などがあります。

思春期ニキビと比べて、どうやって対応すればイイかわからないケースも非常に多いです。
だから、悩みも深くなりがちです。

皮膚科や婦人科に通っても結果が出ないことがあります。
でも、諦める必要はなく、薬を使わずに肌をキレイにすることもできます。

私は、ニキビで悩んでいる時
当時住んでいた茨城県の水戸市から片道3時間程かけて新宿や恵比寿の有名クリニックで治療を受けていました。

また、ケミカルピーリング、ビタミンC導入、フォトフェイシャル、レーザートーニング、PDT(フォトダイナミックセラピー)、進化型ビタミンC誘導体(APPS)、漢方薬、皮膚科薬など、あらゆる治療法を試しました。
それでも、あまり良い結果が出ませんでした。

しかし、40代になった現在、
「肌がキレイですね」
とほめられることが多くなりました。

スキンケア、食事、運動、睡眠、コミュニケーションなど、外側からのケアだけでなく、根本から改善しようと努力を続けてきた結果だと感じています。

人生どうなるかわかりません。
明るい未来を信じて今を生きる人が報われるよう、私も目先の仕事を頑張ろうと思います。

この記事を読んで下さった方の肌状態が良い方向に向かうことを願っています。


【 このブログを書いた人 】
鈴木健太
ルクレクサ代表

スポーツインストラクターを目指すも、
高校3年生の頃に、
ニキビ、脂漏性皮膚炎、ヒゲ
で悩み、美容に興味を持つ。

大学では、スポーツ科学、健康について学ぶ。
遊びを犠牲にしてバイト漬けの日々。
外見の悩みを解消するために大学4年間で使った金額は400万以上。
その後も健康や美容に5000万以上投資する。

机上の空論ではなく、実体験、現場の声をベースにした発信が注目を集めている。
日本全国からのお問い合わせ、ご予約も増えている。
顔の黄金比率に整えるトリートメントを駆使し、
改善が難しいシワのケア、老化予防、若返りを希望される方の対応を日々している。

自らも、
重症ニキビ、ニキビ跡、脂漏性皮膚炎などの肌トラブル。
30代前半での老け込み。
などで深く悩み続けた経験がある。

同じように悩む人の役に立てる志事をしたい
と思い、大学卒業後、男性では珍しいエステティシャンに。
大手エステで7年働き、エステの本場パリにエステ留学。

帰国後、2013年9月に独立。
1年目は、大手企業のやり方を真似て、
自分のやりたいことをやって大失敗。
夢を叶えたつもりが地獄へ落ちる。

失敗を認め、お客様の要望に応えるために改善を続ける。
現在は、
・スポーツ
・エステ
・整体
・鍼灸マッサージ
を応用した独自メソッドで、
顔だけでなく、心と身体を調律する「黄金律トリートメント」
を静岡にて提供している。

◎トータルエステティックアドバイザー
◎鍼灸師
◎あん摩マッサージ指圧師
◎認定整体師
◎機能訓練指導員

2012エステティックコンペティション 東海地区代表 日本3位
全日本鍼灸学会賞
鬼木医療学園賞
パリエステサロンにて小顔形成術、痩身技術開発
ひばり薬局専門相談員(東洋医学、美容)
株式会社ふたがしら外部講師

「美容鍼灸 ルクレクサ」

静岡県静岡市葵区鷹匠
ルクレクサ(静岡美容鍼灸)