Blog

顎(あご)のニキビができる原因と効果的な対策法まとめ

顎のニキビができる原因と効果的な対策法まとめ

こんにちは。
ルクレクサの鈴木です。

今回は、顎のニキビができる原因と効果的な対策について書いていきます。

1.顎(あご)のニキビができる原因



大きく分けて3つあります。
1)外側の問題
2)内面の問題
3)スキンケアの問題

それぞれについて解説していきます。

1)外側の問題
・手で顔を触る
・カミソリの刺激
・過剰なケア(薬、レーザー、ピーリング、化粧品など)
・マスクの刺激

2)内面の問題
・冷え
・砂糖、悪い脂肪のとり過ぎ
・栄養素の不足(ビタミン、ミネラル)
・睡眠不足
・便秘
・強いストレスを受け続けている(不安、職場、家庭など)
・ホルモンバランスの乱れ(生理前)
・婦人科系疾患(子宮内膜症、多のう胞性卵巣のう腫)

3)スキンケアの問題
・摩擦
・肌に合っていない化粧品を選んでいる
・正しく化粧品を使えていない。

以上が顎ニキビができる原因の概要になります。

2.優先的に取り組みたいこと


ひらめき
顎ニキビの原因は複雑で、
「コレをやればすぐに治ります!」
と言えることは少ないと考えています。

しかし、優先的に取り組むと効果的なことがいくつかあります。
ここでは、当院において結果が出ている効果的な対策法の中で、特に優先して取り組みたいことを紹介していきます。

1)外側の問題

まず一番に取り組みたいのが、
「手で顔を触る回数を減らす」
ということです。

人は1日に平均して60~70回
自分の顔を手で触ると言われています。
それが、ニキビができている方は、それが気になる、または隠そうとするために、何回も触る傾向があります。

ニキビのお悩みでご来店される方の動きを見ていると、30分以内という短い時間に顔を50回以上手で顔を触る方が多くいらっしゃいます。

「手は、お尻の穴の次に汚い」
と言われるくらい雑菌が多い場所になります。
その手でニキビを触ると悪化しやすくなる、というのは何となくわかるかと思います。

顎ニキビができている場所を手で頻繁に触っていないか。
一度意識してチェックしてみることをオススメします。

2)内面の問題

この分野で一番に考えたいのは「食事」になります。

健康、美容に良い食材を取り入れることはもちろんイイです。
ただ、増やすよりも減らすことから取り組んだ方が簡単で効果的です。

減らしたいのは、砂糖と悪い脂肪です。
食品で言うと、お菓子と清涼飲料水(コーラ、カルピス、甘い天然水など)です。

ニキビで悩んでいる方に
「食事に気をつけていますか?」
と聞くと、
「気をつけています」
と答える方が多いです。

しかし、深堀りして聞いていくと、食生活の乱れがあることがほとんどです。
「気をつけている」と思っているのは自分の考えです。
残念ながら、結構多くの砂糖と悪い脂肪を摂っていることがあります。

できればお菓子は減らす。
例:お菓子は家に買い置きしない。

清涼飲料水は極力控える。その代わりに、水、お茶、ハーブティーを飲む。
このように変えていくと、自然と砂糖と悪い脂肪を減らすことができます。

3)スキンケアの問題

ニキビは、毛穴に汚れが詰まって、そこに細菌が増えて炎症を起こすことによってできる。
これは間違いではありません。

そこで、
汚れをとるためには洗顔が大事。
と言われるようになります。

ただ、大人ニキビの場合は、肌の乾燥が原因になることも多いです。
1日2回、ニキビ肌用の洗顔料を使って洗顔していると、かえって肌の潤いを取り過ぎてしまうこともあります。

乾燥した肌はバリア能力が低下し、刺激に弱くなります。
結果、そこから肌を守ろうと、皮脂を多く分泌し、肌もゴワゴワした感じになっていきます。
これは、汚れの過剰ではなく、乾燥による肌の生まれ変わり周期(ターンオーバー)の乱れによって毛穴が詰まりやすくなった例です。

正解は、「自分の肌状態」にあります。
・異常に突っ張った感じがする。
・日中、乾燥感が気になって仕方ない。
・潤いのないカサカサの肌状態になっていて、ニキビもできやすい。

このようになっている場合、洗顔を見直す必要があります。

3.鉄不足(貧血)と顎ニキビの関係


なかなか治らない顎ニキビでお悩みの方に確認して頂きたいことがあります。
それは「鉄不足」です。

鉄欠乏性貧血の傾向がある場合、顎ニキビができやすいと言われています。
これは、当院で対応している事例を見ていても同様の傾向が出ています。

特に女性の場合、月経、妊娠、出産などで鉄が不足しやすい状況にあります。
心配な方は、一度血液検査を受けて鉄欠乏の疑いがあるか診てもらうと良いかと思います。

以下に鉄分を多く含む食品の画像を載せておきます。

4.当院での改善事例


当院では、皮膚科に通ってもなかなか治らない大人ニキビで悩んでいる方の対応をしています。
私自身も、ニキビ治療に1000万円以上かけても良くならず、長年苦労した経験があります。現在は、そこで得たノウハウをもとに頑固な大人ニキビのケアをしています。
改善事例については、以下に関連記事を紹介します。こちらもあわせてご参考にして下さい。

 

5.まとめ


今回は、顎(あご)ニキビの原因と効果的な対策法について書いていきました。
さまざまな原因がありますが、まずは、
1)手で顔を触る回数を減らす
2)砂糖、悪い脂肪を減らす
3)肌状態を確認しながらスキンケアを調整する

に取り組んで頂き、あわせて、「鉄分を多めに摂ること」を意識されるとイイです。
肌だけでなく、体調も良くなることが期待できます。

繰り返す顎ニキビは、表面のケアだけではなかなか治らないケースも多いです。
少し面倒ですが、体の内側からのケア(体質改善)も含め、コツコツとやっていくことでキレイな肌に近づいていきます。
一歩でも前進していくことを心より願っています。


【 このブログを書いた人 】
鈴木健太
ルクレクサ代表

スポーツインストラクターを目指すも、
高校3年生の頃に、
ニキビ、脂漏性皮膚炎、ヒゲ
で悩み、美容に興味を持つ。

大学では、スポーツ科学、健康について学ぶ。
遊びを犠牲にしてバイト漬けの日々。
外見の悩みを解消するために大学4年間で使った金額は400万以上。
その後も健康や美容に5000万以上投資する。

机上の空論ではなく、実体験、現場の声をベースにした発信が注目を集めている。
日本全国からのお問い合わせ、ご予約も増えている。
顔の黄金比率に整えるトリートメントを駆使し、
改善が難しいシワのケア、老化予防、若返りを希望される方の対応を日々している。

自らも、
重症ニキビ、ニキビ跡、脂漏性皮膚炎などの肌トラブル。
30代前半での老け込み。
などで深く悩み続けた経験がある。

同じように悩む人の役に立てる志事をしたい
と思い、大学卒業後、男性では珍しいエステティシャンに。
大手エステで7年働き、エステの本場パリにエステ留学。

帰国後、2013年9月に独立。
1年目は、大手企業のやり方を真似て、
自分のやりたいことをやって大失敗。
夢を叶えたつもりが地獄へ落ちる。

失敗を認め、お客様の要望に応えるために改善を続ける。
現在は、
・スポーツ
・エステ
・整体
・鍼灸マッサージ
を応用した独自メソッドで、
顔だけでなく、心と身体を調律する「黄金律トリートメント」
を静岡にて提供している。

◎トータルエステティックアドバイザー
◎鍼灸師
◎あん摩マッサージ指圧師
◎認定整体師
◎機能訓練指導員

2012エステティックコンペティション 東海地区代表 日本3位
全日本鍼灸学会賞
鬼木医療学園賞
パリエステサロンにて小顔形成術、痩身技術開発
ひばり薬局専門相談員(東洋医学、美容)
株式会社ふたがしら外部講師

「美容鍼灸 ルクレクサ」

静岡県静岡市葵区鷹匠
ルクレクサ(静岡美容鍼灸)