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顔に触れない美顔術〈第169号〉

本日は、美容鍼灸学会参加のため、東京大学へ。
昨年から、学会、研修などで東大に足を運ぶことが増えています。
相変らず、『都営大江戸線本郷三丁目駅の何番出口から出たら赤門に近いんだっけ?』と行く前にネット調べてしまいます。


〈第169号〉顔に触れない美顔術

私は、ニキビがある場所や、赤みがある部位は、基本的には施術をしません。
やって良くなればイイのですが、結果が良かったことは記憶を辿る限り1度もありません。

大多数の方は、顔に直接施術をすることで、
・血色が良くなった
・顔が軽くなった
・笑いやすくなった
・口が開けやすくなった
・メイクのノリが違う
・しわが薄くなった
などを仰います。

ただ、中には、顔を触ることで、
・顔がヒリヒリする
・当日は良かったが、翌日は少し赤みが増した
・数日後から皮がむけてきた
・日常で使っている化粧品がしみる
という方もいらっしゃいます。

大抵、重症ニキビ、脂漏性皮膚炎で悩まれている方は後者に当てはまります。
実は、私自身も顔の施術をされて良くなった試しがなく、
『いっそのこと、思い切って顔のケアをやめてみようかな』

と規定のレールを降りてから新しい発見がありました。
服薬、外用薬、化粧品などでニキビが改善すればそれに越したことはありません。
しかし、それでも変わらない、もしくは悪化するようであれば、常識を疑ってかからないといけないと思います。

まず、赤みが起きている部分には炎症が起きていると考えられます。
炎症反応は、生体にイレギュラーなこと、ダメージがある際の修復のために起こることが多いです。
この時は、自然な体の回復に任せ、余計なことをしないほうが得策です。

例えば、膝をすりむいて赤みが出ているところに、さらに刺激を与えて良くなるだろうか?
ということに原理は似ています。
現在は、患部を清潔にし、密封するということが修復を早めると言われています。
それまでは、消毒をし、乾燥させて、かさぶたを作れば良いという考え方が主流でした。

肌トラブルによって赤みが強く出ている場合は、その部分に何か刺激を加えたり、化粧品の使い方を工夫してみても、あまり良い結果は得られない場合があります。
そんな時は、
・しっかり睡眠をとる
・栄養バランスを意識した食事をする
・日傘、サングラス、衣類、日陰を歩く、紫外線の強い時間帯を避けるなどして、UVケア化粧品を使わない日を作る
・適度な運動をする
などの、言われてみれば当たり前のことを意識して日常生活を送られると結果的に肌状態が良くなる場合が多いです。

顔が気になるからこそ、あえて顔以外のことに気遣うという発想は、切り替えることに勇気がいりますが、セルフメンテナンスの一つとして身につけると効果絶大です。

 

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美容鍼灸学会へ? 今回は、 ・シワ・タルミの発生メカニズムとその評価法 ・美容鍼の有効性と心身との関連について お話を伺いました。 ここ数年の疑問は、「フェイシャルマッサージと美顔鍼の効果の違いは何か」だったので、それについて考える良い機会となりました? 関西、九州から参加される方もいて意識の高さを感じました。昨日まで正しかったことが、今日は正反対のことが正しくなっている、ということもあるため、情報収集はもちろん、自分の目で見て考えて、流されない軸作りも大切だな、と思いました? #美容鍼灸#美顔#美顔鍼#東洋医学#セイリン#しわ#たるみ#東大#東京#本郷#文京#tokyo#japan#tokyouniversity#acupuncture#cosmeticacupuncture

ルクレクサ 鈴木健太さん(@leklexa_kenta_suzuki)がシェアした投稿 –

 


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