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ニキビができなければわからなかったこと〈第105号〉

今回のタイトルは、今まさにニキビで深く悩んでいらっしゃる方にはすぐ理解できないかもしれません。
私は、高校3年生の頃からニキビで悩み出し、そこから悩みは10年以上続くものとなりました。
ニキビに加え、悩みを大きくしたのが、脂漏性皮膚炎でした。
ちなみに、このブログで最もアクセス数が多い記事が「脂漏性皮膚炎との闘い」シリーズですから、
その関心の高さがうかがえます。

ルクレクサで行うニキビコースは、脂漏性皮膚炎に対しても効果的だと考えています。
とは言っても、何か特別な機械や薬を使うわけではなく、
体の調子を整えるように、手技やカウンセリング、生活習慣指導、ホームケアアドバイス(2016年春以降はサプリメントの導入も検討しています。現在、調査中です)などで、その方本来の力が発揮できるようサポートしているだけです。
今も、継続して勉強したり、自分やお客様のデータを元に日々考えているのですが、結局のところ、私達が自然に良い状態になろうとする力には勝てないのではないか、という結論に今のところ落ち着いてしまいます。

ニキビでお悩みの方に接する時に最も重要視していることが、精神面へのアプローチです。
ニキビの程度に関係なく、「本人が気にしている」という事実に目を向けたいと心がけています。
他の人がどう捉えているか、どう言ってくるかは、悩んでいる本人の心には響きません。
ニキビができているけどあまり気にしない人だっています。
それに対して、1個大きいニキビができただけで憂鬱な気分になる人だっています。
一種の心の問題だと思います。

また、せっかくニキビで悩めたのであれば、その悪さだけでなく、良い部分にも気付けるように接していきます。
私は、自分がニキビで悩んで良かったなと思うことがあります。
なぜなら、我が身のことになり、必死で美容、健康、皮膚科学などの勉強に打ち込んだことで今の仕事に出会えた。
深く悩むことで、自分が、人生で何が嫌で、何が好きか、将来どうしたいか、など楽しい気持ちでいるだけでは考えられないようなことを何年も考え続けることができた。
ニキビができなければ、自分の悪い生活習慣を改めることもなかった。
生活を正すことで、それまでキレやすい性格だったのが穏やかになった。

悶々と日々を積み重ねている間は気づかないのですが、振り返れば、そこで得たものが人生で役立ちます。
むしろ、今の自営業の立場で言えば、「商売で強みとなるのはそういった類のものだけ」と思えてきました。
自分では意識していない当たり前のことが、他からすれば価値があるということもあるんだな、ということを今実感しています。
今いただいている仕事も、考えてみれば、苦悩の連続で得たノウハウや能力に対してだと思います。

前回書いたように、ニキビは1日でできたわけではありません。
『すぐに何とかしたい!』
と思って、あれこれ手を加えたくなる気持ちに対して理解を示しつつも、
そんなことをしたって良くなるものではないから、その原因を見つめ直し、自分と向き合うチャンスと捉え、その出来事に感謝してもよいのではないか、と思います。

 


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