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ルクレクサ誕生秘話5〈第102号〉

サクレ・クール寺院を目指してモンマルトルの丘を登り、大勢の観光客に混じりながらパリ市街を眺める。
いつの日か、
『相変わらず素晴らしい眺めだよなぁ』
という感想から、
『一体、他の人は、この景色を見て何を思うのだろうか』
という考えに変わっていきました。

例えば、紀元前にもこの丘はあったはず。
その時にも、同じようにこの場所から景色を眺めて何かを想った人がいたのかもしれない。
それから世代は何度も入れ替わり、
パリにはバイキングが襲来し、
フランス革命も起こり、
2度の世界大戦を経て、
そうやって、やっと、今見ている街並みが作られていった。

会社ができたのも、歴史からすればごく最近のこと。
将来は、会社とは違う何かができるかもしれない。
その大きな流れからすると、自分の存在などなんてちっぽけなのか。
じゃあ、何もできないのか。
何かすることには意味がないのか。
いや、そうではないし、
そう思ってしまったら精神的に人生が終わる。

生き物は、生を受けたら本能的に次の世代を残すために生きるだけ。
人間もそうなのか。
違う気がする。
何か嫌なことがあっても、
『明日は何か良いことがあるかもしれない』
そう思うからめげずに生きていける気がする。

そんな希望や期待を事業に盛り込むことができたら素晴らしい。
英語で言えば、「HOPE」
フランス語で言えば、「ESPOIR」
あたりになるな。
でも、これはすでに多くの企業や商品にも使われていて、店名にはできないな・・・
今までの歴史を踏まえ、
未来へとつなげるため、
今できることは何か・・・
何かこう、常識を逆さまにひっくり返すような・・・
でも、面白おかしくっていう要素がないと、人を引き付ける魅力に欠けるんだよな。

後ろを振り返ると、サクレ・クール寺院。
サクレ・クール
サクレクル
逆さまにしたら、
ルクレクサ

「ルクレクサ!!」

キーワード検索をしたら、こんな変な造語を使っているところは見当たらず、
これでようやく店名が決まりました。
同時に、開業当初は恥ずかしくて言えなかったのですが、
「この世界に笑撃(インパクト)を」
という理念もこの時生まれました。

決して呼びやすい名前とは言えません。
手続きの際などに事業所名を言っても、係の人に、
「もう一度言ってもらえますか?」
と言われる始末です。
領収書を書いていただく際も、
「ルクレクサでお願いします」
と言うのには未だ慣れません。

でも、いずれは堂々と「ルクレクサ」と言えることを小さな目標に、
3年目を迎えるのでした。

 


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