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ビリギャルの話 〈第73号〉

先日、ビリギャルの著者、坪田信貴さんの講演会に行ってきました。
私自身、ビリギャルには全く興味がなかった(というより批判的だった)ため、知人からチケットをもらわなければ足を運ぶことはなかったと思います。
なぜなら、話にあるような「1年で偏差値を40上げて・・・」ということは、そんなに珍しいことだと感じなかったからです。

家庭教師で担当した生徒達、また高校3年生時の私自身の成績向上から考えても、偏差値20~30くらいは結構上がるため、『偏差値40を上げたことはスゴイけど、よくあることでしょ』と考えていました。おそらく、塾講師や家庭教師の方でも同じように感じている方は案外多いはずです。
では、偏差値40を上げるとはどういうことでしょうか?
これは、下位2%以下から上位2%以上になるということです。
例えば、
1000人中990番→1000人中15番
となると、偏差値30くらいから偏差値70くらいまでになり、偏差値40上がったということになります。

私自身は、高校3年6月時点で偏差値29から、高校3年12月時点で偏差値56くらいまで上がりました。
1年間続ければ偏差値40上がったかもしれません(笑)
これが、偏差値40や50からスタートしていたらそもそも限界値が80のため、上昇は難しかったでしょう。
あくまで、私が限りなくビリに近かったから、短期間で急上昇できただけの話です。
元々が偏差値70の人であれば、それ以上上げるのは至難の業だと思います。
バスケとゲームばかりやって、SLAM DUNKの桜木、流川、三井、宮城のように赤点を取ることがバスケットマン、という変なこだわりがあり、むしろテストの点が悪いことを自慢していたことは、今ではもう笑い話にしかなりません。

そんな先入観を持って講演会場に行くと、1000人を越えるくらいの人が集まっていました。
『えっ、こんなに聴講者がいるの?』
と驚きました。
私のような教育関係者、中学生や高校生のお子さんを一緒に連れている親御さん、子どもは連れてこないけど両親のみで参加、そもそもビリギャルファンというような方々がいらっしゃいました。

講演開始になると、坪田先生の登場です。
私は批判的立場にいたため、この時は偉そうにふんぞり返っていました。
自己紹介、ビリギャルことさやかちゃんとのエピソードなどから始まり、次第に、どうやったら向上できるか、という具体的な話にシフトしていきました。
このあたりから、坪田先生が、成功哲学や心理学を相当勉強して、ご自身の仕事にうまく応用されていることがわかってきました。

『この人はぽっと出の時の人じゃない。本物だ・・・。この壇上に立つべくして立った人だ』
そう思うようになってきました。
ふんぞり返っていたのが、いつの間にか手帳を出してメモをとっている自分がいました。

 


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