物理的紫外線カットとの組み合わせ 〈第71号〉
日焼け止め剤による紫外線対策を化学的紫外線カットとして、
帽子、日傘、衣類、サングラス、外出時間、日陰にいるようにするなどの方法を物理的紫外線カットと言います。
私は、脂漏性皮膚炎やニキビでひどく悩んでいた時は、とにかく日焼け止め剤を顔に塗りたくなかったので、この物理的紫外線カットに工夫をこらしました。
初めは紫外線カットをするために、色々と犠牲になることもあり、苦しい時期がありました。
例えば、
①大きな帽子をかぶる → ファッション的にどうか(はっきり言うと似合ってなかった)
②常に日傘をさす → 男が日傘を差している、と変なものを見ているかのような目で見られることがある
③露出部位を減らすため長袖を常に着る → 気温が高い時は暑過ぎて不便
などがありました。
紫外線カットは非常に重要だと思いますが、そのために全てを犠牲にするのはいかがなもんかな?と考えていました。
また、一部の女性を見ていても、念入りに紫外線カットをしているのはわかるけど、そこまでやるのは大変じゃないかな?
と思うようになりました。過剰な感じがしたのです。
今では、帽子はかぶらず、日傘をメインに使っています。
日傘で不便だと思う時は、風が強い時です。
持ち運びが便利な折り畳みタイプの場合、強風の時は使えません。
通常タイプで骨が強い傘を使えばいいのですが、持ち運びが大変なため、その際は日焼け止め剤を使います。
また、暑い時に長袖を着るのも極力やめました。
こちらに関しては、パウダー入りのサラサラ感がある日焼け止め剤が重宝しています。
あとは、サングラスも役立ちます。
せっかく肌を守っても、目を守らなければ効果半減です。
以前はサングラスをかけることに抵抗があったのですが、フランス留学をしていた際は、サングラスをかけている人のほうがむしろ多かったため、今では抵抗感なく使うようになりました(人種によっては目の色素が薄いため、光が眩しく感じる)。
日焼け止め剤を使うことによる肌への負担、それを落とすための余計な洗浄。
この2つを減らしたことは、美容面でも大きかったです。
今回は、日傘、帽子、サングラスなど物を使ったことについて書いていきました。
実際には、他にも数多くのコツがあるため、続けて触れていきたいと思います。
紫外線対策を、もっと自分に合ったように、楽にやっていく参考にしていただきたいです。