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続・脂漏性皮膚炎との闘い〈第188号〉

午前は、京急蒲田駅西口に昨年12月オープンした「癒家~匠~」へ。
かつてマッサージの練習を共にした同志、井上さんの遅い開店祝いでした。
試行錯誤して前進していく様子には共感できるものも多く、これからもお互い頑張っていきたいな、と思いました。

午後は、以前から行きたかった「せんねん灸銀座ショールーム」まで。
お灸のみの治療は初めて受けましたが、身体の状態、心とのつながりを考えながら、また、実際に肌状態の違いを触りながら感じ、施灸点を決めるところは東洋医学ならではの良さがあり、大切なことを再確認しました。


〈第188号〉続・脂漏性皮膚炎との闘い

3回ほど前からテキストの入力型式が急に変わってしまい、読みづらい方もいらっしゃるかと思います。
改善法を模索するか、もしくは新しくホームページを開設することも検討しております。申し訳ありません。

今回からは、最近またアクセス数が増えているため、脂漏性皮膚炎に関して書いていきます。

脂漏性皮膚炎については過去にもかなり詳しく触れているため、理論的なこと、方法論については後に回し、まずは、
「症状の改善と心のダメージ」
をテーマに取り上げたいと思います。

脂漏性皮膚炎には、
・皮脂分泌過剰
・マラセチア菌の関与
・ビタミンB群の摂取不足
・食生活の乱れ
・洗浄不足
・保湿不足
・運動不足
・筋肉量の不足
・低体温
・関節可動域の減少
・ホルモンバランスの乱れ
・間違ったスキンケア
・免疫力低下
・遺伝的素因
・呼吸のリズム
・骨格のゆがみ
・思考回路
・生活環境
・生育環境
など
挙げればキリがないくらいの要因があると考えています。

しかし、忘れてはいけないことが、
「精神面」
だと思います。

脂漏性皮膚炎は完全治癒が見えにくく、長いお付き合いとなる方が多いと思います。
私は17歳の時から、肌の赤み、皮膚が厚くなり黄白い角質のかたまりができてくること、かゆみなどに悩まされるようになりました。
気になって皮膚科に行くと、
「脂漏性皮膚炎だね。これは10年くらいはかかるよ。」
とあっさり言われ、何かの薬を処方され、経過観察となりました。
多感な時期の男子にとっては、ありふれた皮膚疾患だとしても、すぐに治らないと言われたら絶望してしまいます。
たかが皮膚疾患、されど皮膚疾患。
なのです。
命を失うことに直結しなくても、生きる気力は失われます。

現在は、それから18年たっていますが、今でも、疲労の蓄積、環境の変化に対してスキンケアを見誤った時、睡眠不足、乾燥が強い時は、症状が悪化することがあります。
残念ながら、10年で完治しなかったわけです。

今ならハッキリわかりますが、本当にケアすべきは、
失われた生きる気力を取り戻すこと
です。

他者と比べるよりも、自分なら何ができるかを考えていく。
外部に翻弄されて、この場所にいなくなってしまった自分を取り戻す。
我に返る、と表現しても良いかもしれません。
具体的な対策を考える前に、
顔を上げて前を向く
ということが重要だと考えています。

今日のお灸治療は、
「病気ではなく人を診る」
という言葉を彷彿させる素晴らしいものでした。
症状だけを追っていくと、気づかず内に蓄積されている心のダメージに気づかず、人生をすり減らしてしまうことだってあります。
まずは、悩める自分は、感情のないロボットではなかったんだと思い、せめて自分くらいは人間らしく扱うことが大切だと考えています。