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今の自分、大丈夫?〈第183号〉

10月もあと1週間程となりました。
最近は、自分の顔に鍼を打ち、筋肉の状態や輪郭、表情の動きがどう変わるかなどを検証しています。
もう4か月程週2回のペースでやっていますが、
「瘦せましたね」
「目がパッチリしましたね」
などの声をもらうようになっています。

ただ、褒め方の上手ではない男性からは、
「頬がこけましたね」
と言われました。
ここはポジティブに、頬がスリムになったのだ、と捉えるようにします。


〈第183号〉今の自分、大丈夫?

今回も、食いしばり・歯ぎしりに関して違う視点から書いていきたいと思います!

理由なくして、食いしばり・歯ぎしりは起こらない。
何回か書いていますが、本当にそう思います。

昨日、眼精疲労と頭痛を気にされている方の施術をしました。
頭痛持ちで鎮痛薬を常備しているが今日は忘れてきたとのこと。
私自身も「緊張型頭痛」になることが多く、そこでの知見を踏まえ、気になるところから順に施術をしていきました。
やっていく中で、他の方と比べて体全体の緊張感があまりにも強いことが気になりました。
『何か普通じゃない・・・』
そう感じました。

施術しながら色々話してみると、
「長時間労働が続き、疲れが溜まっていた。仕事をしていてもはかどらず、このままではいけないと感じ、定時で退社してきた」
とおっしゃっていました。
異常な緊張の原因がわかったように感じました。

また、ここが大事なポイントですが、強制的にメンテナンスの時間を取ることで、
『あぁ、自分は疲れていたんだ・・・これからは少し生活を見直そう』
『自分は肩が重いと思っていたけど、足も疲れているな』
『自分に何ができるのだろうか』
『日常に忙殺されていて気づかなかったけれど、考え方は色々あるな。一つの考え方に固執していた自分が馬鹿らしい。次だ、次!』
など、数々の新しい気づきが生まれます
これが、明日への活力となっていきます

疲れを自覚する状態は、自分の普通を100すると、50くらいまで大幅にパワーダウンをしている状態だと考えます。
これが、施術をして70くらいまで回復すると、
「楽になった。」
「顔色が明るくなった」
と感じるわけですが、多くの方はここでストップしてしまいます。
サービス提供側がそこから先について提示できていないこともありますが、ここで終わりにするのはもったいないです。

施術後の状態は、70にはなったけれど、100になったわけではない。
前の状態と比べると上向きにはなっていますが、まだ本調子になっているわけではないのです。
ここで、
『100に戻したらどうなるのだろう?』
『もう少し上の120になったら自分はどれだけ快適だろうか?』
と考えてみて頂きたいのです。

私は、一時期、ここに興味を持ち、
定期的に施術に通い、ストレッチや入浴、食事にも気を使い、睡眠不足にもならないように十分な睡眠をとってみました。
すると、メチャクチャ体調も良くなり、肌もキレイになり、
『これが俺か!』
と思うほど、日々の日常も変わってきました。

しかし、身体的、精神的疲れが溜まり過ぎると、判断力も落ち、自分がどの状態に今いるのかと見極める力が落ちます。
自分の普通状態以下でも、
『自分は元気』
と思ってしまうのですが、それは本当だろうか?と一度確認してみることは大事な時間となります。
また未来に向けて大きな価値を生み出します。

ルクレクサの「食いしばり・歯ぎしり」専門コースでは、
・自分を点検し
・日々の生活、これからの人生に思いを馳せ
・明日を生きる活力を得る
ことが目的の一つとなっています。
施術そのもの、それによる効果以外の価値を、
自らが、そしてお客様も知っていることが重要だと考えています。

こういう思いを言葉にしていくこと、それをわかりやすく伝えられるようにしておくことが自分の仕事です。
終わりはありませんが、個人的には楽しくやっているので、これからも一つ一つ積み重ねていこうと思います。