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どこまで行っても自分は自分④〈第167号〉

本日は「しわ・たるみ」に関する講義受講。
ここ数年研究を進め、しわ・たるみに対する理解も深まってきました。
来年春頃の美容鍼灸販売開始に向け、さらに研究開発に励みたいと思います。


〈第167号〉どこまで行っても自分は自分④
大学4年の4月には大手エステ会社への内定が決まり、自由な時間が増えてきました。
そこで、次にケミカルピーリングを新宿の美容外科で受けました。
ケミカルピーリング自体は、水戸市のエステや、近所の皮膚科でも受けていたため、目新しいものではありませんでしたが、この時は確か、魅力的なホームページに引き付けられ、わざわざ新宿まで足を運んでしまったように記憶しています。

大学時代は、私の人生において最も豊かだった時期です(現在、それを更新するべく毎日頑張っています)。
美容外科に行くことは慣れっこで、この時も、
『流れは知ってますよ』
という余裕の雰囲気でカウンセリングを受け、施術ベッドにまで行きました。

顔の汚れを精製水を含ませたコットンで拭き、ピーリング剤を塗布。
その後、チリチリするようなほてりを感じ、10分程したらコットンでふき取り。
ここまでは、
『いつも通りだな』
と思っていましたが、ここから始まった「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」が誤算でした。

面皰圧出とは、毛穴にたまった皮脂汚れなどを器具、レーザーなどを使い、外に押し出す方法です。
白ニキビの部位に圧出器(ボールペンくらいの大きさのスティックです)を押し当て、中身を無理矢理出していきます。

これがかなり痛い。
しかも、当時の私は、白ニキビが50個以上あったので、それを全て圧出されていったので、軽いいじめに近かったです(^^;
施術後の肌は痛々しく、小さく出血しているところも多々ありました。
その後、ローションパックで鎮静しましたが、顔の赤みと出血のあとは目立ったまま。
トイレの鏡で自分の顔を見て、
『これで帰れって言うのかよ』
と思いました。

帰りにマスクを買って、人目を避けるように、新宿を去っていきました。
悲しい気持ちでいっぱいでした。
『何で自分はこんなことをしているんだろう』と思いました。
理論的には、ケミカルピーリングも面皰圧出も優れていますが、患者の気持ちに関しては度外視されていたように思います。
結局、ここに行ったのは1度きりで、また自分なりに勉強をし、ケアを続けていくことになります。

こうして、大学生活4年間が終わっていきました。
色々とやった割には肌状態は変わらず、私は自分の殻に閉じこもり、現在の自分を否定し、未来の世界を夢見ているのでした。
卒業後は、就職を機に、水戸市からさいたま市に引っ越しました。
『人の気持ちに寄り添い、頼られるエステティシャンになろう!』
と決意し、社会人としての一歩を踏み出しました(おそらく、次回でシリーズ完結です)。

 

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