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どこまで行っても自分は自分① 〈第164号〉

本日は代謝に関わる講義を受けた後、お灸の練習。
間に、解剖学と「M-test」と呼ばれる身体の動きから鍼治療を考えるテスト法について調べていました。
その後はひたすら施術です。


〈第164号〉どこまで行っても自分は自分①

ニキビ・脂漏性皮膚炎ケアコースを語るには欠かせないのが、このテーマです!
元々は、創業当時のホームページに掲載されていたものでしたが(一番アクセス数が多いページでした)、現在は削除してしまったので、改めてブログ記事として投稿します。

高校3年生頃から気になりだした肌トラブル(ニキビ、脂漏性皮膚炎)は、大学に入学して改善するどころか、努力すればするほど悪化していくように思えた。
この頃の自分はとにかく自信がなくて、心の天気はいつも曇りか雨。
そんな心境では、外の世界が晴れていても周囲は暗くしか見えなかった。
楽しそうにしている奴、奴らを見るのが一番イライラした。

そんな悩める自分を隠したくて、キャラを変えようと頑張っても長続きしない。
すぐに自分の殻に閉じこもってしまう。
それでも救いだったのが、未来に希望を持っていたことだった。
『今日はこんな感じだけど、この先には何か良いことが・・・』
という思いがあれば踏ん張れる。
この時思い続けていたことは、ルクレクサ事業のコンセプトにも織り込まれている。

朝6時から9時までローソンでバイトをして、大学に行き、夕方からは家庭教師。
稼いだお金のほとんどは、美容外科、エステ、化粧品、健康美容グッズに使う。
何かに取りつかれたかのように頑張り続けた。
意識が顔に向く。
もはや何が良いのか、今までの自分がどんなだったかすら思い出せない。
※大学時代は、茨城県水戸市に住んでいました。

今でも強く記憶に残っていることが、ローソン店内で飲料が売っているガラス棚を拭いている時、ガラスに写る自分を見てはため息をついていたことだ。
それでもお客様が来店したら、心を奮い立たせて、
「いらっしゃいませ!」
と叫ぶのだった。

そうこうしている内に20歳になっていた。
静岡市では、有志による成人式がグランシップ(JR東静岡駅付近)で開かれるようだ。
俺は行かない。
というよりも行きたくない。
この時は、とにかく1人でいたくて(今でも、仕事以外ではその傾向はある)、
思い出とか友情とか言う世界とは離れた場所にいたかった。

肌トラブルによって心が病み、
心が病むからさらに肌状態が悪化する。
そんな状態が続いていた。


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