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私の脱毛履歴書〈第149号〉

先日は営業研修をしてきました。
休憩含め5時間程話しましたが、自分の頭の整理にも役立ちました。
9月は、スケジュールを詰め過ぎず、一度仕事を整理し、これからに向けて体制を整える月にしようと考えています。


〈第149号〉私の脱毛履歴書

先月行われたセミナーも終わり、一段落ついたので、今回からは「脱毛」について書いていきます。
15年にわたる実体験を基にした話になるため、きっと多くの方の役に立つだろうと思っています。
また、セミナー後、
「高校時代の話が非常に面白く、できれば、その他のテーマについても話してほしいです。」
というご要望があったので、それにお応えする形にもなります。

脱毛を始めたのは大学1年生。
その1年前くらいから顔のヒゲが目立つようになり、おまけにニキビも出来始めていて、髭剃りも満足にできない状態。仕方がないので、眉毛用のはさみで整えるも、間違って皮膚を挟んでしまうことも多々あり。その度にため息をつき、自尊心を傷つけ、自信をなくし、どんどんふさぎ込んでいきました。
今日を生きていくためには、未来に希望がないとやっていけない(思えば、この時からルクレクサのコンセプトができ始めていました)。
『大学生になったら脱毛してやる』
毎日、毎日思い続けていました。

少しの貯金と、大学時に親からもらった資金を基に、大学入学後すぐに医療レーザー脱毛を始めました。
18歳の男の子が美容外科に行き、2週間に1度程度脱毛を受ける。
今振り返るとよくそんなことやっていたなぁ、と思いますが、当時の自分にとっては深刻な悩みでした。
当時の主流は、アレキサンドライトレーザーとダイオードレーザー。
レーザー照射によって起こる熱を利用して、毛を焼き、再生しにくくするという原理です。
照射部位は顔全体(首含む)+うなじでした。

施術前に冷却ジェルを塗り、後は照射され続けます。
痛みに関しては、「輪ゴムではじく程度」と書かれていましたが、そんな生易しいものではなく、歯を食いしばって何とか耐えていました。そして、一番痛かったのはうなじ。その後、足以外の全ての脱毛を受けますが、痛みの歴代1位は今でもうなじです。
脱毛の痛みはもちろんですが、それと同じくらい辛いのが心の痛み。
『世の中には脱毛が必要のないくらい毛が薄い人だっているのに、何で俺はこんな痛い思いをして、こんな痛い出費をして、痛みに耐えているのだろう。』
そう思うと、悲しくなってきて涙が出てくるのでした。
レーザー照射中はアイマスクをつけていて、軽く泣いていることは気づかれなかったと思います。

照射後は、赤みが出て、翌日にも少し残りました。
そして、2日後以降に、部分的にニキビのような毛嚢炎が出てきて、それをマスクで隠しながら大学生活を送る。
そんなことを繰り返してきました。
6か月もすると大分ヒゲも薄くなり、脱毛の痛みも減ってきました。
脱毛期間は1年でしたが、唇の周り以外はほとんどキレイになくなり、顔のヒゲで悩むことは以後ほとんどなくなりました。
次なるターゲットは腕。
腕毛が気になり、夏でも長袖着用だった私の人生は果たして変わるのでしょうか。

 

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