応援していただけるように 〈第65号〉
「新しい場所に行って、新しいユニフォームを着てプレーすることに決まりましたが、これからも応援よろしくお願いします・・・とは僕は絶対に言いません。応援していただけるような選手であるために、自分がやらなくてはいけないことを続けていく、ということをお約束して、それをメッセージとさせていただいてよろしいでしょうか?」
イチロー選手が、マイアミ・マーリンズの入団会見で言っていたことです。
私はこの中で、
応援していただけるような選手であるために、自分がやらなくてはいけないことを続けていく
という部分に衝撃を受けました。
最も大事なところを思い出し、地に足ついたような気がしました。
ルクレクサをオープンした当初は大事にしていたのに、
・どうやって広告すればよいのか
・確定申告はうまくできるだろうか
・もっと仕事をシンプルにできないのか
・無駄な時間を削減できないか
・余計なコストを減らせないのか
ということを考える時間が増え、基本を忘れてしまっていました。
果たして、自分がやらなくてはいけないことをやっていたのか?
環境や、県民性のせいにして、自らの努力不足をごまかしてはいなかったか?
そうやって反省してみると、まだまだ自分ができることは山ほどあるということに気づきました。
今までがどうだったか、とか、これからが不安だ、とか思っている前に、とりあえず日々ベストを尽くす。
その結果を真摯に受け止めていけばいい、と思いました。
実際、その後の結果は驚くほど良くなりました。
方法論も大事だったが、結局、自分の心がけが問題だったということかもしれません。