ニキビケア引き算的思考〈第２３５号〉

緊急事態宣言中は、ひたすらオンライン対応に向けて、慣れないパソコン作業に没頭していました。

お陰で、ここ数カ月で、今まで逃げていたIT関係について知識が増えました。
あとは、実践と継続で、新しいモデル、かつ人に喜ばれる事業へと転換していきたいと思います！

【第２３５号】ニキビケア引き算的思考

約１９年前、高校３年生になってからニキビが急激に増え始めた私は、
『何とかしなきゃ』
と思って、
・ニキビ用化粧品（洗顔料、化粧水、乳液）を使う
・日焼け止め剤を使う
・皮膚科に行く→処方された薬を使う
・顔がテカってきたら、洗顔シートで顔をふく

と、とにかく仕入れた情報をもとに、真面目にスキンケアをしていました。

でも、振り返ってみると、これが、その後のニキビ地獄へと落ちていくきっかけだったな、と考えています。

顔にできたニキビは余計気になる

見えないところにニキビができても、そこまで気になりませんが、
鏡で見て、自分に見えるところは気になって仕方ありませんよね。

ここに問題が潜んでいたりします！

顔のニキビの原因って、本当に顔にあるのでしょうか？

実は、顔にニキビができていたとしても、原因は別のところにある場合も多いです。
例えば、
１）炭水化物、脂質中心の食事
２）水をあまり飲まない
３）トイレに行かない＝排泄が少ない＝デトックス不足
４）婦人科系トラブル
５）過剰なストレス
など、書き切れないです。

それなのに、顔にできたニキビをとにかく消そうと、
顔ばかりケアしてしまう・・・
結果、肌に過剰な刺激が加わり、かえって敏感肌に傾く、
という悪循環に繋がっていきます。

「何をやるか」よりも「何をやらないか」

カウンセリングでよく話していることですが、
「小さなすり傷があっても、放っておけば元通りに治ります。
同じように、例えニキビができても、自然の回復力に任せれば、
時間の経過と共に落ち着きます。
だから、大切なのは、予防と、できる限り悪化させないことです。」

肌トラブルで悩み続けている方は、
新しい手段を次々に探し続ける傾向にあると思います（私はそうでした）。
しかし、短期間にお金と労力を投下しても、
基本的な肌の仕組みは変わらないため、私達の都合通りには動いてくれません。

一度、ケアを変える、増やす。
ではなく、
自分にとって何が必要か？
を見つめ直し、不要なものを捨てることが大切です。

顔のニキビで悩まれている方は、とにかく顔に意識が向くと思います。
そこを２歩引いて、顔以外の健康にも目を向けると解決の糸口が
見つかることがあります。

アレもコレも、とやっていくと、ストレスが増すばかりで、
お金と時間だけが使われていく場合もあります。
「何をやらないか」
を考えてみることもオススメです。

まとめ

顔にできたニキビは『早く何とかしたい』と思うのは当然。

しかし、そこから慌ててケアをするとかえって肌を痛めてしまうことが多くある。

そこは、落ち着いて自分の肌と向き合い、最適なケアを選ぶ必要がある。

それは何かを「増やす」ことよりも「減らす」ことかもしれない。
ニキビケア引き算的思考があれば不測の事態への対応力が上がる。

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【静岡市にある　ルクレクサ鍼灸マッサージ院について】
院長自身が、２０年近く、ニキビ、脂漏性皮膚炎、多毛などで悩み続け、同じように悩む人にとって安心して通い続けられる場所を創りたい、と２０１３年にルクレクサを創業。
スポーツインストラクターになることを夢見て勉強をしていたが、自らの肌トラブルを機に美容に関心を持つことに。

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