身体に対する感覚〈第161号〉
午前は東洋医学臨床論の講義を受け、その後、顔面神経麻痺に関する鍼治療の練習をしていきました。
午後からは、自分自身が右脚の鍼治療を受けました。
20代で酷使した身体のひずみが、30代半ばになって出てきていることを感じ、早めの対応をしています。
自らの変化に応じて、思考、働き方も変えておく必要を感じます。
それについても、ブログなどの情報発信を通し、日々の流れを記録しながら、読者様に届けていこうと思っています。
人生100年時代と言われる昨今、健康寿命の増進はもちろん、幸福感の増大についても考え、それに対し、ルクレクサ事業がどう貢献できるのか、ということを毎日考えています。
〈第161号〉身体に対する感覚
先週、腰部ヘルニア後のメンテナンスを兼ねお越し下さった10代女性のご感想を掲載します。
(ここから)
施術後では、体がいつもより軽くなっているように感じたし、左足が特に血行が良くなったように思えた。
左足の動きを普段、右側でカバーしているため、全体的に悪くなっているということを学べた。
また、頭の筋肉をほぐすと顔の印象が変わるように、体全体は連動しているということを感じることができた。
頭の中もスッキリして、考えがまとまりやすくなったように思えた。
施術中は、特に足のほうで、自分では気づかない内につかれがたまっていたり、むくんでいることに気づくことができたので、ストレッチか軽い運動を取り入れることを意識したいと思う。
平日はほとんど座っていることが多くて、それだと一部の筋肉しか使わずに、他の筋肉は使っていないことになるので、休み時間などは別の動きを取り入れることで自分でもつかれをためたりしないために工夫することが大切だと思った。
(ここまで)
長文のご感想ありがとうございました!
今まで大量のご感想をいただきましたが、高校生でこのレベルの感想が書けるのは凄い感覚の高さだな、と驚きました。
今はスポーツ障害の影響で、継続した強度の高い運動はやっていないそうですが、元々やっていたバスケットボールでの経験もあり、自分自身に対する動きの知見が素晴らしいと思いました。
今回は、「セルフメンテナンスをできるよう、課題を意識し、具体的に何をやるかを明確化していただく」
ということをテーマに、
①関節の動きの左右前後の差を確認してもらい、アンバランスな場所がないかを体感していただく。
②気になるお体の状態を見つけた場合、その都度指摘(うるさいと思われても・・・(笑) )。
③問題を起こしている可能性のある日常習慣について一緒に考える。
④施術後、それを基に何が改善できるかを指導。
⑤感想を書くことで、考えを文字にして、より定着するようにする(今回の場合は)。
⑥そして、こうやってブログで取り上げることで復習し、できる限り忘れないようにする。
⑦次回施術
という一連の流れでやっていきました。
自分の健康状態について敏感になれば、早く異変に気付くことができ、限界を超える前に対処できるようになります。
これは万人が高めるべき能力だと個人的には思っています。
だからこそ、行動を通して課題を見つけては勉強、練習、検証をし、次に向けて改善をして、それを伝えるにふさわしい存在であろうと日々取り組むようになります。
その原動力が、こういったお客様からのご感想になりますので、今後ともぜひ宜しくお願い致します。