私の脱毛履歴書2 〈第150号〉
本日は、足のマッサージ実習。感覚についての勉強。午後からは温熱療法について研究していました。
限られた施術時間でどこまでできるか、最適解を常に模索しています。
第150号 私の脱毛履歴書2
顔のヒゲの脱毛もひとまず終了し、大学2年生になってからは、腕(手の甲から肩まで)の脱毛を始めました。
当時の私は、腕を隠すために、真夏でも常に長袖を着ていました。
気にしない人は気にしないのですが、私はすごく気にしていました(フランスでは、腕だけでなく、脇の毛も処理していない若い女性も見かけました。価値観の違いですね)。
腕の脱毛は、ヒゲに比べると、随分楽に受けられました。
『なんだこれなら余裕じゃん』
と思っていましたが、数回やってもあまり効果が見られず、
看護師から、
「もうちょっと出力を上げていきましょう」
と言われ、いつもの痛みが戻ってきました。
照射時の痛みと、その後に毛が焦げたようなニオイが発生してきました。
こういう場合、効果が出やすい徴候です(新型のメディオスターという機械の場合、原理が異なるため、毛が焦げるようなニオイはしません)。
腕の脱毛は、ヒゲやうなじのような強烈な痛みよりも、きしむような痛みがあり、これはこれで嫌でした。
しかし、痛かったのも数回で、毛が薄くなってからは痛みもほとんどなく、これまた1年で腕の脱毛は終了しました。
15年近くたった今も、ほとんど毛は生えていません。
これだけ言うと医療レーザー脱毛のメリットばかりが強調されますが、治療法としての歴史は決して長いとは言えず、30年、50年という単位で見た時、人体にどう影響するかまではデータが取れていないため、そこは自己責任になってくると思います。
最初の脱毛からは16年たちましたが、今のところは健康上の問題は発生していません。
ただ、細胞レベルで見ていくと変異が出ている可能性はあるため、健康には非常に気を付けています。
こうして、2年間で顔全体、うなじ、腕・・・と脱毛が終わり、次は胸、腹に移っていきます。
大学2年では、この他にニキビ治療にも50万程使ってしまったため、しばらくバイトを頑張り、次の脱毛は、1年空けた大学4年生からのスタートです。
こうして私は20歳の1年を終えました。
胸、腹の脱毛では、人生初の医療ミスとの出逢いがあります。