創業3周年 〈第127号〉
東京は冷え込みが激しくなってきました。
明日は雪も降るそうなので、それに向けて備えておこうと思います。
東京へ移動してきてからもうすぐ7か月になります。
専門学校と仕事の両立は思っていた以上に大変でしたが、3年間は、自らを鍛える修行の時期と捉えているため、1日、1日進んでいくだけです。
3年間は、たったの1095日です。
それを投下することで自分が何者かになれるのであれば、喜んで差し出してやろう、と考えています。
そんな中、2016年9月28日をもって、ルクレクサは創業3年を迎えました。
『20代の内に独立したい!』
という思いがあり、29歳11か月で開業届を税務署に提出しました。
滑り込みです。
『自分を変えたい。人生を変えたい。』
そういう思いで、高校卒業後、友達も行かなそうな、かつ自分が勉強したいことができる場所。
茨城県水戸市で1人暮らしを始めました。
自分に自信がないから、人が多い場所がとにかく嫌い。
でも、それじゃあいけないと思い、人と接するローソンと家庭教師のアルバイトを始めました。
辛い時には、元気を出すために、自己啓発の本を読み漁る。
著者の多くが経営者でした。
18歳の頃から、
『いつかは自分も経営者になるのかな・・・ってか、俺みたいな奴に会社勤めなんか無理か・・・』
そう考え、会社で出世することよりも、独立することを想定して日々動くようにしていました。
そういう視点で生きていると、毎日が勉強になります。
お手本からは学べばよいし、そうでない人は反面教師として今後の役に立てる。
全ての人が師になりました。
大学卒業後、大手エステサロンで7年近く勤め、色々と学ばせていただき、自分の中で納得できるレベルまで仕上がりました。
退職後、経営者としての人格形成、エステティック技術習得のため、フランス留学をしました。
「パリのエステサロンで働いていた」
なんていう実績があれば、その後に役立つ。
そんな考えもありました。
38歳くらいで独立しようと考えていましたが、
フランスへ行き、
『自分が思い描いていたものは、遠くに行ったから手に入るものではなく、
もうすでに自分の内にある。あとは、突き進む覚悟があるかないかだ。
大切なのは、どこにいるか、じゃない。』
そう気づき、予定より早めに日本に帰国し、静岡でルクレクサを始めました。
独立、起業、開店・・・夢のある話です。体裁も良いです。
当時の私は、これができれば自分は満たされて、順風満帆の人生を生きていける、と思っていました。
でも、そうじゃなかった。
私にとっては、現実の厳しさを知るための始まりでしかなかった。
本当は1回で書き切る予定が長くなってしまったので、これから何回かに分けてルクレクサ創業3周年物語を書いていきたいと思います(^^)