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ニキビをつくらない〈第160号〉

世間ではゴールデンウイークかもしれませんが、サービス業の私はひたすら仕事です。
これがつまらないかと言うと全くの逆で、さまざまな方と話し、知らなかった事を知り、新しい課題に気づき、それを基に改良していく・・・という流れが速く回転していくため、成長にとって最良の機会となっています。
ここ数日は施術に加え、研修、今後に向けての打ち合わせなどをし、瞬間的小さな成功(今は本当に小さいものですが・・・)で終わらないよう先手を打っています。


〈第160号〉ニキビをつくらない
ちょうど昨日、ニキビ・脂漏性皮膚炎ケアコースでご来店された方がいらっしゃったので、その時に使ったものを一つアップします。
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話しながら書いたものなので、いつも通りの汚い字ですが、この図はよく使います。
3つの項目がありますが、一番大事なのは、
①の「ニキビをつくらない」です!
多くの方は、ニキビが気になってから対策をするかと思いますが、1番の対策は、そもそもニキビをできないように予防することです。
ここを強化すると、自然と、
ニキビ後の赤み、その後の凹凸は減ります。
そもそもニキビができていないから当然ですね(^^;

注目すべきは、
「肌ダメージ」と「回復スピード」の関係。
これが、
肌ダメージ<回復スピード
とすることが目的の一つになります。
まず、肌ダメージに関しては、
・クレンジング時、洗顔時などの摩擦を減らす。洗う順番の確認。
・無意識の内に顔を触る癖がある場合、それの修正。また、触ることも想定して、手洗いや消毒用アルコールの正しいやり方、使い方を伝える。
・使用している化粧品の確認、できる限り、シンプルにまとめられるように相談。
・枕カバーの状態
・メイクで使う際のスポンジやパフの衛生状況。またメイクの仕方を確認(エステティシャンの資格取得の際、元資生堂のメイクアップアーティストのレッスンに通っていたので、基礎は勉強しています。色彩感覚や立体的に顔を捉えるという点において、メイクの勉強は大いに役立っています。)。
・髪型
・紫外線対策について
などを確認し、一緒に改善していき、マイナス要因をカットしていきます。

「回復スピード」に関しては次回書いていきますが、この
肌ダメージ<回復スピード
の関係が成立すれば、それが別の疾患でなくニキビであれば、時間の経過と共に減っていきます。

私は自分にニキビができた時、研究のため、その経過を追跡するようにしています。
その結果、そこそこ大きい赤ニキビであっても、3~6ヵ月、その部分に新しいニキビを作らないようにすれば、キレイに治るということがわかりました。
ただ、あわせて炎症が大きくならないよう対策することが重要です。先に添付した画像の下方にあるように、ニキビの影響が表皮の下にある真皮に届かなければ、肌の生まれ変わりによっていずれ気にならなくなります。
DSC_0581
肌トラブルに悩まれている方は、この「待つ」ということがなかなかできず、かえって回復を遅らせているケースが多々見られます。私自身もそのお気持ちはわかりますので、ここを第三者の力でコントロールしていくことが、ニキビ・脂漏性皮膚炎ケアコースの肝にもなってきます。

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