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火よりも恐ろしいのは煙〈第92号〉

6月30日(火) 整体試験を受けるために、10:19発東京行きのこだま号に乗りました。
もう少しで東京駅に着きそうかな、という時、車内の電光掲示板で、
「のぞみ号から発煙があり、緊急停車しています。今後、新幹線に大幅な遅れが生じる予定」
という知らせが流れました。

この時は、
『新幹線からの発煙か・・・電気系のトラブルでもあったのかな?』
と思っていました。
それが、午後になると、男性が、車内でガソリンでまき火をつけた、ということがわかりました。

火災が起きた場所が違っていたら、もっと被害は大きくなっていたと思います。
初期で消化された点も素晴らしいと考えます。


火災と言うと、思い出すことがあります。
私は、2012年12月から、修行のためにフランス留学へ出発したわけですが、最初に滞在していたダルタニアンユースホステルで小火(ぼや)が起こりました。
当時、私は言葉がうまく話せず、挙動不審に見えたようで、常に見張り(ユースホステルの警備員)が近くにいた状態でした(^^;

知り合いもいない、言葉もうまく通じない。フランスに到着するまでは威勢が良かった私も、現実の厳しさに自信を失い、夜は、早くにベッドに入り寝ていました(夜は恐かったので、寝たふりをしていたというのもあります)。
そんな時、なぜかベルのようなものが鳴り始めました。
最初は、
『誰だよ・・・うるせぇな』
と思っていたのですが、1分程たって気づきました。
『これは火災報知器の音だ!日本のと違うから全然わからなかった』

すぐに持てる荷物を持って部屋の外に出ました。
すでにエレベーターにつながる通路は閉鎖され、階段へと通じる道のみがありました。
急いで階段を下り、1階のホールまで行きました。

1階のホールには、先に逃げてきた宿泊客でごった返していました。
結果、小火で済んだものの、私は完全に逃げ遅れていました。
この時、こう思いました。
『なるほどね・・・日本だったら逃げ遅れている人がいたら、声を掛けてくれる人がいるだろうけど、ここじゃあ、自分の身は自分で守るということが徹底されているんだな』

それから、もし火災が起こった場合、どう対応するのか?ということについて真剣に考え始めました。
ここで、多くの方が、火災で恐いのは「火」だと思われるかもしれません。
しかし、火災での被害でもっとも多いのは、「煙を吸うこと」によるものだと言われています。
火災による煙は、上に到達するスピードが速く、逃げる際は、濡れたハンカチ等で口を多い、煙の少ない下のほうを進んでいくことが提案されています。
視界が悪い場合は、壁伝いに歩いていくと良いそうです。

また、最近気になって電車内を見ていると、至るところに消化器が置かれていることに気づきました。
消化器の使い方は、説明通りにやればできます。
いつでも使えるようにシミュレーションしておくといざという時に役立ちます。

※詳しい事が知りたい場合は、「火災 対応」などのキーワード検索をしていただければ概要を知ることができます。
また、静岡県には、「静岡県地震防災センター」があり、消火体験もできます。ぜひご活用できる方は足を運んでみて下さい。

 


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