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教えて教わる

初めてのアルバイトはローソン。週3回程度で朝6時から9時まででした。運動部に所属していたこともあり、「いらっしゃいませ」はうまく言えたのですが、人の目も見ていないですし、その後の対応は全くうまくできませんでした。もう一つ、少し後に始めた仕事が家庭教師でした。こちらは、今でも続けているくらい、その後も長く続く仕事になります。

最初の担当は、私立中学受験をする小学6年生の男の子。今思うと12歳くらいは大分小さく感じますが、当時の私は18歳だったため、年が離れているようで、近い存在でした。『勉強を教えることは中学生の時よくやってたし、何とかなるだろう』と思っていました。しかし、自分で問題を解くことができても、人に教えるとなると勝手が違いました。それに、私立中学入試の問題は、高校入試や大学入試とはまた違った癖があり、正直、わからないことも多かったです。

大して何かできるわけでもない大学1年生でしたが、子どもの将来が関わっていると思えば、しっかりしたことを教えなきゃいけない・・・と思い、問題集を自分で買って家で勉強しました。1回90分の授業をしっかりやるにはかなりの準備が必要だな、と毎回反省したことを思い出します。一緒に遊戯王というカードゲームや、バスケットボールをやったことも良い思い出になりました。

そこで仕事のやりがいを感じた私は、別で中学3年生の男の子を担当することにしました。家庭教師の醍醐味の一つは、色々なご家庭に訪問できることです。普通は、面識のないご家庭に行くことなど不可能なわけですから、貴重な経験ができます。加えて、御両親などのご家族と話すことで、生徒の知らないことも知ることができたり、社会の先輩からアドバイスをもらえたり、と良いことが数多くありました。

家庭教師として働いていると、生徒や年上の親御さんから「先生」と呼ばれます。たとえ、大学1年生だとしても、そう呼ばれれば、気持ちが引き締まるものです。実際は、勉強は教えているかもしれないけど、困難への立ち向かい方、マナー、礼儀、話し方など多くを教えてもらっていると思います。色々な生徒を担当していますが、夢や目標を持って、現状の自分がどんな位置にいようと、何とか壁を破ろうとする子からはいつでも刺激を受けます。子供の可能性は無限大と感じる瞬間です。

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