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温めること、冷やさないこと〈第174号〉

11日間の静岡出張無事終わりました。
期間限定メニュー「プラチナ流 足集中ケア」に関しても、最後までやり遂げることができて、一安心です。
周りの方々、長年通って下さるお客様のお陰で、非常に充実した時間を過ごすことができました。
また明日から怒涛の日々が始まるため、健康を大事に、やることは前倒しして余裕を持って取り組めるよう心掛けていきたいと思います。


〈第174号〉温めること、冷やさないこと

最近、お客様と盛り上がった話題が、
足首と足の冷え
についてです。

その方は、足の手術を数十年前にされ(細かい内容は控えます)、左右の足の太さがかなり違います。
当然、疲れ方にも左右差があり、セルフメンテナンスに対する意識も自ずと高くなっています。

ここ最近、日中の気温が少し低くなり、それに伴い、夜間の気温も下がってきました。
眠りにつく時は暑くても、早朝に向け気温は落ち、気が付けば寒くなって起きてしまうことさえあります。
そこで、足の冷え対策に市販の着圧ソックスを履いて寝るようにしたところ、足元の冷えが軽くなり、翌日の疲れも減った。
とお客様がおっしゃっていました。

そこで、
「そう言えば、先週映画館で映画を観ている時に、靴下が短い関係で、ずっと足首を出し続けていたら、もの凄く足が冷えて、体調も悪くなったような気がする。なぜだかわかりますか?」
という質問を受けました。

これに関しては、
「足首は、筋肉や脂肪が少なく、そして、血管も表面を走るため、より多くの熱が逃げていきます。
だから、足首を出していて、かつ、クーラーが聞いた環境にいると、必要以上に熱が奪われ、体温の変動も激しくなり、身体への負担も上がります。」
と答えさせていただきました。
逆に、暑い環境下で体内に溜まった熱を逃がすためには、太い血管が表面を走る場所、首の前側、わきの下、鼠径部、膝の裏、足首、足の甲・・・などを軽く冷やしてあげると効果が上がります。

夏の時期では、
「温めること」
に対してはなかなか意識が向かないと思いますが、
冷やさないこと
に対しては、割とお客様にも納得していただき、実践していただきやすいと感じています。

また、温めることに対して、冷やさないことは、簡単にできる傾向があり、加えて効果も長続きしやすいため、忙しい方にこそオススメな考え方です。
例えば、
・衣類、布など覆うだけ。
・ひざ掛けを上から掛けるだけ。
・シャツ、ズボンの長さを調節するだけ。
・エアコンの温度を低すぎないよう設定し、あとは放っておくだけ。
など、「〇〇するだけ」で済みます。

「体温」をテーマにした美容法、健康法も数多くあるくらいですから、簡単に続けられる考え方、方法を身につけて日常習慣に取り入れられるとイイですね!